ズッパ・イングレーゼ その5 フィリッポさんとの対談 後編

Patisserie301の裏ブログとして、初めての真面目な記事。キャラメル職人にとっても新鮮な驚きにあふれるフィリッポさんとの対談でした。フィリッポさんをはじめましてAmorosoKato Club Italiaのみなさまには改めて心より御礼申し上げます。

それでは、ついに最後となりました。フィリッポさんとお知り合いになるキッカケとなりました「イタリア好きメルカート@さくら坂ビバーチェ」のご紹介も含めまして、まとめといたします。

このページからお読みになられましたみなさまは是非
ズッパ・イングレーゼ その3 フィリッポさんとの対談 前編
ズッパ・イングレーゼ その4 フィリッポさんとの対談 中編
もお読みいただければ幸いです。

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フィリッポさん:何から何までやはり日本とイタリアは異なります。だから再現することはとても難しいのです。

キャラメル職人:「イタリア好きメルカート@さくら坂ビバーチェ」ではトスカーナがテーマのひとつになっています。

フィリッポさん:わたしも参加する予定です。
7月19日(日)に予定されているイタリア好きメルカート@さくら坂ビバーチェは茨城県守谷市のレストランさくら坂ビバーチェで開かれるイベント。ちなみにさくら坂ビバーチェでは毎月第2日曜日に「さくら坂メルカート」というイベントも開かれており、パティスリー301はそちらにも出店している。 
キャラメル職人:今回はテーマを与えられたことによって、いつものメルカートとはずいぶんと性質の異なるイベントになっています。イタリアに興味をもつ方が対象になっているのも面白いところです。

社長:クラシックなズッパ・イングレーゼを出しても大丈夫ではないかという期待を持っています。実際にアルケルメスは癖の強いリキュールです。しかし、それを好む方に、それこそ10名もいないかもしれませんが、敢えてその方々に向けて作っています。


フィリッポさん:よりトスカーナらしさを出すとすれば、華美な装飾は必要ありません。スポンジやカスタードの重ね方もトスカーナ風がありますので、後でお教えいたします。

社長:ありがとうございます。

フィリッポさん:素材の味を活かすことです。そして食感。私はそれらをとても大切にしています。

社長:パティスリー301もその2点を重要だと考えています。私が調べたレシピよりもフィリッポさんのお考えが私と近かったことをとても嬉しく思います。ズッパ・イングレーゼを修正する際に是非アドバイスをいただければと存じます。

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実際の対談は実に3時間におよび、トスカーナの文化やお互いの食に対しての意見交換などとても活発にそして楽しい時間を過ごしました。

今回の対談を、あえてヒトコトでまとめるならば「プライド」ではないでしょうか。

ズッパ・イングレーゼというお菓子に込められているのはトスカーナの風土であり、古くはエルトリア人から由来するトスカーナ人の気質のような気がします。そのプライドをどこか自分のことのように感じることができたのは「質実な生活の楽しさ」を知る茨城県の人間だからかも知れません。フィリッポさんを通して、ほんのすこしだけトスカーナの文化に近づけたことはとても有意義なことでした。

7月19日のイタリア好きメルカート@さくら坂ビバーチェは是非みなさまにシンプルに楽しんでいただきたいと思っています。そしてそれをお手伝いできることをパティスリー301も心より楽しみにしております。

ではでは〜

裏ブログから公式ブログになりました。

ズッパ・イングレーゼ その4 フィリッポさんとの対談 中編