「美味しい色」には勇気が必要!チョコパウンドとクッキーの研究報告

レッスン報告をお届けいたします。上司犬(看板犬)も、オーブンから漂う芳醇な香りに、鼻をヒクヒクさせていたようですね。生徒さんの周りで、熱心に観察なさっていて相変わらずの仕事熱心さに感服いたしました。

しっかりと火が通り香ばしく焼き上がったチョコレート入りパウンドケーキと、丁寧にラッピングされた型抜きバタークッキー。パティスリー301のレッスン風景。


熱心な「生徒」さんとのセッション

本日のゲストは、とっても熱心な生徒さんでした。 その眼差しの真剣さといったら、まるで未知の定理に挑む科学者のよう。そんな姿勢に触発されて、先生はもちろん、私(助手)もやる気がみなぎってしまったのです。飛び交う質問のレベルの高さに、私たちのテンションも急上昇でした。

「美味しい色」への境界線を超える勇気

今回作成したのは「チョコレート入りパウンドケーキ」と「型抜きバタークッキー」。 写真をご覧ください。このしっかりと焼き込まれた表情。お菓子作りにおいて重要なのは、この「焼き加減」なのです。

「焦げてしまうかも?」という不安に打ち勝ち、しっかりと火を入れること。 美味しい色合いに仕上げるには、オーブンの前でギリギリまで待つ「勇気」が必要なんですね。このパウンドケーキの割れ目から覗く生地のコントラストは、その勇気が勝利した証(あかし)なのです。

バタークッキーに見る「均一性」の美学

型抜きクッキーも同様です。ただ抜くだけでなく、均一に熱を行き渡らせることで、粉の旨味を最大限に引き出す。これらすべてが「丁寧な仕事」の結果だと言えます。

「楽しかった!」とおっしゃっていただけ、何よりでございました。楽しさの裏には、勇気を持って技術に挑んだという「知的な喜び」があったはずだと、私は分析しています。それは、お菓子作りを通して感じる喜びの中でも、とびきり特別なものです。

またいつでも、この教室で、新しい発見をご一緒しましょう。上司犬とお待ちしております。

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