お菓子がくれる、特別な時間
パティスリー301のブログへ、ようこそ
このブログでは、お菓子がくれる「特別な時間」をテーマに、様々な物語をお届けします。
お菓子作りがもっと楽しくなるプロのコツや、レッスンでの素敵なひととき、一つひとつのお菓子に込められた私たちの想いなど。
あなたの日常が、少しだけ豊かになるヒントが見つかりますように。
気になるテーマから探す
-

レッスンレポート
茨城県龍ケ崎市で開かれる、お菓子教室の様子をお届けします。生徒さんの素敵な作品や、教室の空気感をお楽しみください。
-
パティスリー301の菓子図鑑
私たちが作るお菓子のこだわりや、素材の物語を一品ずつ丁寧にご紹介します。気になるお菓子のことをもっと深く知れる図鑑です。
-

助手による上司犬への業務報告から
お店の日常やパティシエの哲学、ちょっとした舞台裏を、助手が上司犬に報告する形でお届けする、当店の人気シリーズです。
-

リクエスト・アーカイブ
これまでに開催して好評だったレッスンの記録です。「またこのレッスンを受けたい!」というお声も、こちらからお待ちしております。
最新の投稿一覧
【龍ケ崎】南風が強く吹く夕暮れは、琥珀色のアップルパイと。
強い南風が吹く1月10日の夕暮れ。龍ケ崎・パティスリー301では、西日と同じ琥珀色に輝くアップルパイが焼き上がっています。気まぐれな天気の午後は、サクサクのパイとキャラメルりんごで、ほっと一息つきませんか?
今の時刻は16時を回ったところ。 今日の龍ケ崎は、冬には珍しい、生温かいような強い南風が吹いていますね。 工房の窓から見える木々が、ザワザワと大きく揺れています。
空の色が変わり始めるこの時間帯。 西日が射し込んで、店内も、外の景色も、すべてがオレンジがかった金色に染まっています。
季節外れの南風に、なんとなく心がざわつくような、不思議な午後。 そんな時にこそ、ほっと心を落ち着かせてくれるお菓子をご用意しました。 焼きたての、アップルパイです。
見てください。 西日を透かして輝く、この深い琥珀色。 今の龍ケ崎の空の色と、少し似ていると思いませんか?
じっくりと時間をかけて煮込んだキャラメルりんごは、南風のような力強さと、冬の夕暮れのような優しさを兼ね備えた味わい。 何層にも重なった自家製パイ生地が、サクサクと軽い音を立てて崩れるたび、バターの香りがふわりと広がります。
「北風と太陽」ではありませんが、強い南風にコートを脱ぎたくなるような、そんな気まぐれな暖かさがある今日は、 熱々の紅茶ではなく、少し冷やした白ワインや、ミルクティーを合わせるのも良いかもしれません。
風の音を聞きながら、琥珀色のパイを一口。 ざわついていた心が、甘い香りで満たされていくのを感じていただけるはずです。
もうすぐ日が沈みます。 お仕事帰りや、夕飯のデザートに。 パティスリー301で、この時間だけの特別な「琥珀色」を見つけにいらしてください。
チョコレートと生クリーム。ただそれだけの、贅沢なガナッシュケーキ
中に果物を入れない、その理由は?パティスリー301の「チョコレートガナッシュケーキ」は、チョコと生クリームの相性を楽しむための直球勝負。難しい言葉はいらない、素材の良さを味わう一品です。
冬の寒さが厳しくなると、無性にチョコレートが恋しくなりませんか? 温かい部屋で、少し濃いめのコーヒーと一緒にいただくチョコレートケーキは、冬ならではの楽しみです。
今日ご紹介するのは、パティスリー301の「チョコレートガナッシュケーキ」です。
あえて、果物を「挟まない」という贅沢
このケーキの一番の特徴は、スポンジの間に果物を挟んでいないことです。 「えっ、中身はスポンジだけ?」と思われるかもしれません。 もちろん、ケーキの上には彩りとしてイチゴを乗せていますが、中は驚くほどシンプルです。
ココアのスポンジ生地と、なめらかな生クリーム、そして全体を包み込む濃厚なチョコレートガナッシュ。 この3つだけで作られています。
実は、「チョコレートケーキは好きだけど、中に挟まったフルーツの酸味が、せっかくのチョコの味を邪魔してしまう…」と感じているお客様は少なくありません。
私たちが果物を挟まないのは、コストを抑えるためではありません。 「チョコレートと生クリーム、そしてスポンジ。この3つの素材の質だけで勝負したいから」です。 ごまかしのきかないシンプルさは、パティスリーとしての自信の証でもあります。
口の中で溶け合う、3つの素材
フォークを入れると、まずとろりとしたガナッシュの層があり、その下にふんわりとしたスポンジと、コクのある生クリームが重なっています。
口に運ぶと、チョコレートのほろ苦い香りが鼻に抜け、生クリームのミルク感がそれを優しく受け止めます。 「ハーモニー」なんて難しい言葉は必要ありません。 ただ、「チョコレートとクリームって、本当によく合うなぁ」と、しみじみ感じていただける美味しさです。
艶やかな見た目の秘密
写真をご覧いただくと、表面が鏡のように艶々(つやつや)しているのがお分かりいただけると思います。 これは、パティシエが絶妙な温度調整で仕上げたガナッシュを、一気に流しかけてコーティングしているからです。
この艶と口どけの良さは、熟練の職人の手仕事だからこそ。 飾りには、甘酸っぱいイチゴとブルーベリーを添えました。 濃厚なチョコレートの合間に食べるフレッシュな果実は、いいお口直しになりますよ。
奇をてらわない、王道のチョコレートケーキ。 「フルーツはいらない、今日はチョコの味をしっかり楽しみたい」という日に、ぜひ選んでいただきたい一品です。
【パティスリー301の菓子図鑑 第4章】一年越しのサプライズ。龍ケ崎で話題のバーンアウェイケーキ
茨城県龍ケ崎市のケーキ屋がお届けする、今話題の「バーンアウェイケーキ」。炎と共に現れる隠されたメッセージで、特別な一日を演出します。一年越しに人気が出た、この不思議なケーキの物語。
「バーンアウェイケーキ」、という名前を、最近耳にされた方もいらっしゃるかもしれませんね。 私たちの工房にも、今、このすこし不思議なケーキへのお問い合わせが、たくさん寄せられています。
実はこのケーキ、私たちが作り始めたのは、去年のこと。 ですが、その時は、今のような人気はなく、知る人ぞ知る、すこし特別なケーキ、というくらいでした。
それが、一年という時間を経て、まるで、土の中で静かに春を待っていた種が、一斉に芽吹くように、たくさんの方から「あのケーキを作ってほしい」という、嬉しいお声をいただくようになったのです。
このケーキの魅力は、なんと言っても、その「サプライズ」にあります。 ケーキの上面に火を灯すと、表面の絵柄が、魔法のように静かに燃え上がり、その下から、本当に伝えたかった「隠されたメッセージ」が現れる。
上面のカレンダーが燃え、中から「happy birthday」という文字が現れた、バーンアウェイケーキ。
その、ドキドキ、ワクワクする感動の演出は、大切な誰かの特別な一日を、記憶に残る、世界に一つだけの思い出に変えてくれます。 火が灯り、驚きの声が上がり、そして、満面の笑顔が咲く。 その、魔法の瞬間のために、私たちは、心を込めて、この繊細な手仕事に向き合っています。
祝福の気持ちを、新しい体験にのせて。 茨城県龍ケ崎市の小さなケーキ屋から、あなたの物語が、素敵な一ページになることを、心から願っています。