お菓子がくれる、特別な時間

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お菓子作りがもっと楽しくなるプロのコツや、レッスンでの素敵なひととき、一つひとつのお菓子に込められた私たちの想いなど。

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【助手による上司犬への業務報告から その2】 バナナクリームタルトがなかなか美味です。

7月のレッスンは、なぜか海の向こうカリフォルニアの味がするバナナクリームタルト。行ったこともないのに、助手がその理由を(勝手に)分析します。バナナ好きな上司犬の哀愁とタルトの秘密。すこし考えすぎな業務報告です。

上司犬へ

7月のレッスンは「バナナクリームタルト2025」です。試食を重ねてまいりましたが、見た目も味も固まりました。率直にいってヒジョウに好みの一品です。

このタルトが持つ「きらきらした感じ」と、バナナの持つ「のんきな甘さ」。このふたつが合わさると、龍ケ崎をこえ大洗をこえ、太平洋を渡ったその先にあるアメリカ西海岸、カリフォルニアの雰囲気をかもしだしているような。

ヨットハーバーが見える店のテラス席で、リネンシャツを着た人たちに囲まれて、のんびりおしゃべりしながら、アンニュイな午後を過ごす際に食べる。そんな日々を思い出させてくれるような。

そんな、不思議なケーキなのです。

ま、私自身はカリフォルニアに行ったこともないので、その思い出は完全なる妄想ですし、実際のところアメリカにも行ったことないので、もはや虚言とも言えるのですが、カリフォルニアにはこんなケーキがありそうだなあ・・・あってほしいなあ・・・そんな思いが私にそうさせたのだと生暖かく見守っていただければ幸いです。

ともあれ、このバナナクリームタルトはとても美味です。

試しにアメリカでこのケーキを販売してみたいくらいです。多分現地の方々に好評をはくすのではなどと思っております。

……と、まあ、すこし考えすぎましたかね。要するに、とても陽気な味がする、ということです。

ところで上司犬、あなたはバナナがお好きでしたよね。

きっとこの報告をお聞きになり、期待に胸を躍らせていることでしょう。

しかし、残念なお知らせがございます。

この、陽気な物語をぎゅっと詰め込んだようなタルトには「チョコレート」が入っております。ご存知の通り、これはあなたのお口には入れられません。

つきましては、私が責任をもって試食を完遂いたします。ご安心ください。

現場からは以上です。

助手より

 

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