お菓子がくれる、特別な時間

パティスリー301のブログへ、ようこそ

このブログでは、お菓子がくれる「特別な時間」をテーマに、様々な物語をお届けします。

お菓子作りがもっと楽しくなるプロのコツや、レッスンでの素敵なひととき、一つひとつのお菓子に込められた私たちの想いなど。

あなたの日常が、少しだけ豊かになるヒントが見つかりますように。

最新の投稿一覧へ ▼

気になるテーマから探す

  • 茨城県龍ケ崎市のお菓子教室「パティスリー301」のレッスンで作られたケーキの写真

    レッスンレポート

    茨城県龍ケ崎市で開かれる、お菓子教室の様子をお届けします。生徒さんの素敵な作品や、教室の空気感をお楽しみください。

  • パティスリー301の菓子図鑑で紹介しているケーキ

    パティスリー301の菓子図鑑

    私たちが作るお菓子のこだわりや、素材の物語を一品ずつ丁寧にご紹介します。気になるお菓子のことをもっと深く知れる図鑑です。

  • パティスリー301の公式ブログ「助手と上司犬の報告書」のイメージ画像

    助手による上司犬への業務報告から

    お店の日常やパティシエの哲学、ちょっとした舞台裏を、助手が上司犬に報告する形でお届けする、当店の人気シリーズです。

  • パティスリー301のお菓子教室で過去に人気だったレッスンケーキ

    リクエスト・アーカイブ

    これまでに開催して好評だったレッスンの記録です。「またこのレッスンを受けたい!」というお声も、こちらからお待ちしております。

最新の投稿一覧

リクエスト・アーカイブ Patisserie301 リクエスト・アーカイブ Patisserie301

【復刻】龍ケ崎で学ぶ!柳田農園いちごのタルトレッスン

龍ケ崎で人気の「いちごタルト」レッスンを振り返ります。基本のタルト生地とクレム・ダマンドの焼き方、そして柳田農園のいちごを使った贅沢な味わい。バレンタインに向けたチョコアレンジもご紹介。

みなさま、こんにちは。

本日は「リクエスト・アーカイブ」シリーズとして、過去に開催され、大変ご好評をいただいたレッスンをご紹介します。

それは、旬のいちごをこれでもかと積み上げた、「贅沢いちごのタルト」です。

龍ケ崎市内はもちろん、遠方からもリクエストが絶えないこのレッスンの魅力を、改めて振り返ってみたいと思います。

龍ケ崎市の菓子教室パティスリー301で作られた、柳田農園のいちごをたっぷり乗せたタルト。サクサクのタルト生地とクレム・ダマンドの断面が見える、バレンタインにも人気のレッスンスイーツ。

1. 洋菓子の基本、タルト生地とクレム・ダマンド

このレッスンの最大のポイントは、タルト作りの「基礎」を徹底的に学べることです。

美味しいタルトの方程式は、以下の2つの要素で成り立っています。

パート・シュクレ(タルト生地)

サクサクとした食感を生むクッキー生地。バターの香りを閉じ込めながら、均一な厚さに敷き込む技術をお伝えしました。

クレム・ダマンド(アーモンドクリーム)

しっとりと焼き上げる、アーモンド風味豊かな土台のクリーム。

この2つを完璧に焼き上げることができれば、フルーツを変えるだけで一年中美味しいタルトが作れるようになります。まさに「一生もののスキル」です。

2. 常総市・柳田農園のいちごを山盛りに

味の決め手は、やはり素材です。

当教室では、茨城県常総市にある「柳田農園」さんの完熟いちごを使用しました。

スーパーで買ういちごとは一味違う、濃厚な甘みと香り。

カスタードクリームのコクに負けない力強い味わいが、タルト全体の完成度を一段階引き上げます。

参加された生徒様も、「いちごそのものが美味しい!」と感激されていました。

3. バレンタインには「チョコタルト」のアレンジも

実はこのレッスン、バレンタインデーの時期にも非常に人気があります。

「いちごの赤」は、見た目にも華やかで、大切な方へのプレゼントにぴったり。

さらに、生地にココアを混ぜ込み、クリームをチョコレート風味にする「ショコラ・バージョン」へのアレンジも可能です。

「本命チョコの代わりに、手作りのいちごタルトを贈りたい」

そんなリクエストがあれば、ぜひご相談ください。

基礎さえ身につければ、アレンジは無限大です。

※本レッスンは、リクエストを頂いた後に日程を調整する「復刻レッスン」です。

「作ってみたい!」という方は、まずはお気軽にお問い合わせください。

詳細を確認

【助手による上司犬への業務報告から その2】 バナナクリームタルトがなかなか美味です。

7月のレッスンは、なぜか海の向こうカリフォルニアの味がするバナナクリームタルト。行ったこともないのに、助手がその理由を(勝手に)分析します。バナナ好きな上司犬の哀愁とタルトの秘密。すこし考えすぎな業務報告です。

上司犬へ

7月のレッスンは「バナナクリームタルト2025」です。試食を重ねてまいりましたが、見た目も味も固まりました。率直にいってヒジョウに好みの一品です。

このタルトが持つ「きらきらした感じ」と、バナナの持つ「のんきな甘さ」。このふたつが合わさると、龍ケ崎をこえ大洗をこえ、太平洋を渡ったその先にあるアメリカ西海岸、カリフォルニアの雰囲気をかもしだしているような。

ヨットハーバーが見える店のテラス席で、リネンシャツを着た人たちに囲まれて、のんびりおしゃべりしながら、アンニュイな午後を過ごす際に食べる。そんな日々を思い出させてくれるような。

そんな、不思議なケーキなのです。

ま、私自身はカリフォルニアに行ったこともないので、その思い出は完全なる妄想ですし、実際のところアメリカにも行ったことないので、もはや虚言とも言えるのですが、カリフォルニアにはこんなケーキがありそうだなあ・・・あってほしいなあ・・・そんな思いが私にそうさせたのだと生暖かく見守っていただければ幸いです。

ともあれ、このバナナクリームタルトはとても美味です。

試しにアメリカでこのケーキを販売してみたいくらいです。多分現地の方々に好評をはくすのではなどと思っております。

……と、まあ、すこし考えすぎましたかね。要するに、とても陽気な味がする、ということです。

ところで上司犬、あなたはバナナがお好きでしたよね。

きっとこの報告をお聞きになり、期待に胸を躍らせていることでしょう。

しかし、残念なお知らせがございます。

この、陽気な物語をぎゅっと詰め込んだようなタルトには「チョコレート」が入っております。ご存知の通り、これはあなたのお口には入れられません。

つきましては、私が責任をもって試食を完遂いたします。ご安心ください。

現場からは以上です。

助手より

 

あわせて読みたい

詳細を確認