お菓子がくれる、特別な時間
パティスリー301のブログへ、ようこそ
このブログでは、お菓子がくれる「特別な時間」をテーマに、様々な物語をお届けします。
お菓子作りがもっと楽しくなるプロのコツや、レッスンでの素敵なひととき、一つひとつのお菓子に込められた私たちの想いなど。
あなたの日常が、少しだけ豊かになるヒントが見つかりますように。
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レッスンレポート
茨城県龍ケ崎市で開かれる、お菓子教室の様子をお届けします。生徒さんの素敵な作品や、教室の空気感をお楽しみください。
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パティスリー301の菓子図鑑
私たちが作るお菓子のこだわりや、素材の物語を一品ずつ丁寧にご紹介します。気になるお菓子のことをもっと深く知れる図鑑です。
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助手による上司犬への業務報告から
お店の日常やパティシエの哲学、ちょっとした舞台裏を、助手が上司犬に報告する形でお届けする、当店の人気シリーズです。
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リクエスト・アーカイブ
これまでに開催して好評だったレッスンの記録です。「またこのレッスンを受けたい!」というお声も、こちらからお待ちしております。
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【6月レッスンレポート】茨城の菓子教室で作る、”キラキラのフリル”が美しい「シュバルツバルターキルシュトルテ」
茨城県龍ケ崎市の菓子教室、6月のレッスンはドイツの伝統菓子「シュバルツバルターキルシュトルテ」でした。お店で買うような”キラキラのフリル”作りに、生徒さんから歓声が!デザインに一目惚れした方も。レッスンの楽しい雰囲気をお届けします。
可愛いデザインのさくらんぼのケーキです。
こんにちは!茨城県龍ケ崎市の菓子教室「パティスリー301」です。
6月のレッスンでは、ドイツの伝統菓子「シュバルツバルターキルシュトルテ」に挑戦しました。日本語では「黒い森のさくらんぼケーキ」という意味のチョコレートケーキです。
レッスン開催をお知らせした際、「デザインに一目惚れしました!」というお声を多数いただいた、このケーキ。なんと言っても特徴は、側面を飾る“キラキラのフリル”です。
お店で買うものだと思っていた美しいデザインが、自分の手で作り出せる。その感動を、ぜひ多くの人に体験していただきたいと思い、今回のレッスンテーマに選びました。
レッスンのハイライトは、やはりこのフリル作りの工程。 「こんな風に作るんですね!」「難しそうだけど、楽しい!」と、生徒さんたちの真剣な眼差しと、楽しそうな声が教室に響きます。温度管理が少しだけ難しいのですが、当教室ではご家庭でも失敗しないための”ある秘訣”をお伝えしながら進めるので、皆さん本当に美しいフリルを完成させていました。
そして、焼き上げたココアスポンジに、チョコレート、生クリーム、そしてさくらんぼの酸味が見事に調和した、甘すぎない大人のケーキが完成した瞬間は、まさに感動です。
参加された生徒さんからは、 「家族からも美味しいと好評でした!」 「フリルの作り方を学べて、お菓子作りの幅が広がりそうです!」 といった、嬉しいご感想をいただきました。ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました!
「自分にもこんなケーキが作れるかな?」と少しでも感じていただけたら、ぜひ一度、私たちの教室に遊びに来てください。お菓子作りが初めての方でも、”お店みたい”と言われる本格的なケーキ作りを体験できます。
→ 7月のレッスンは「バナナクリームタルト2025」の詳細はこちら(https://www.patisserie301.com/)
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【助手による上司犬への業務報告から その1】 ゼリーがうれない
【助手から上司犬への業務報告】良い素材を使い、香料も使わず、正直お買い得なはずのゼリーが…なぜか売れません。「ゼリーにその値段は…」という気持ちも分かりつつ、「なぜ!?」と悩む助手の本音。ちょっぴり切実な悩み、お聞きください。
上司犬へ
ゼリーを出してもうれません。
ご存知の通りゼリーの凝固剤として挙げられるのが寒天、アガー、ゼラチンで、それぞれにグレードというものがございまして、パティスリー301では、小さなお店には似つかわしくないような良いものを使用しておりますよね。でも、お客様には今一つのインパクトのようなのです。
ゼリーの味付けといたしましては、一般的に砂糖やら果汁やらを使います。香料などを加えると、香りの力で誤魔化せるので、材料費を抑えられるのですが、パティスリー301のポリシー的にはそう言ったことはしません。代わりに良い香りをつけたい場合にはフレッシュジュースや果物を使用しており、まあコストがかかります。
その割にお値段は安いのです。
それでも、とってもお買い得なゼリーなのですが、お客様にうれません。
なんとなくはわかるのです。
「ゼリーにこんな値段は払えないよ」
のような感覚。
デコレーションケーキが並んでいる横で、ポツンと、寂しそうにこちらを見つめるゼリーたち。
「ごめんな、今日は君たちって気分じゃないんだよ」などと感じたり、なんなら「ゼリーならスーパーでいいや」と思ったことも多々ございます。
そのくせ販売する立場となると、「こんなにおトクなのに、なぜ売れないのだ」と思うのですから不思議なものです。
ちなみにパティスリー301のゼリーは甘さは控えめです。あまいゼリーがお好みの方ですと味わいを弱く感じるかもしれません。これがいけないのかもしれないのですが、とにかく原因は分かりません。
また、日持ちもしません。おいしさ重視なので。
上司犬が試食してくれればいいのですが、犬なので難しそうですね。代わりに私がやっておきます。
助手より
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あけましておめでとうございます
新年あけましておめでとうございます。
旧年中はパティスリー301に格別のご愛顧を賜り、誠にありがとうございました。
おかげさまで、昨年もたくさんのお客様にご来店いただき、無事に新しい年を迎えることができました。
これもひとえに、皆様の温かいご支援とご愛顧の賜物と深く感謝しております。
本年も、皆様に喜んでいただけるような美味しいケーキやお菓子をお届けできるよう、スタッフ一同、より一層精進してまいります。
皆様にとって、幸多き一年となりますよう心よりお祈り申し上げます。
本年もパティスリー301をどうぞよろしくお願い申し上げます。
本年もありがとうございました。
ご来店いただいた皆様、今年もパティスリー301をご利用いただきありがとうございます。おかげさまで、教室や手作りのお菓子を多くのお客様に楽しんでいただき、スタッフ一同、ご一緒に幸せな時間を共有させていただきました。今後も、お菓子教室では、少人数制で楽しく学べる環境を大切にし、ケーキ販売においてはこだわりの洋菓子をご提供できるよう日々努力してまいります。
今後ともパティスリー301をよろしくお願いいたします。
クリスマスケーキのご予約をはじめる予定です
冷たい風が吹きはじめたので
クリスマスケーキの予約をはじめます。
もう少したったら。もうちょっとしたらホームページを更新します。
このパティスリー301では
年毎に異なったケーキを
やれ、箱だ、デザインだ、味だ、などと
アイデアを手持ち花火のように
小気味よくスパークさせまして、
今年は、なかなかに地味目な落ち着いたものを提供したり、
そうでもなかったりしております。
値段はそこそこします。
数多くをご用意することはできません。
作るのに手間はかかります。
いちごなんて農園に直接買いに行っちゃいます。
他にもウリは色々ありますが
皆様に、
お願いしたいことといえば
悩んでください。
買おうかどうか
迷うこと
迷い戸惑い、
それを楽しむ、
買い物とは
そんな感じで良いのでは
なんて考えております。
皆様に、
このケーキはそこそこの値段がするんだよなあ
と悩んでいただければ
大変光栄でございます。
クリを仕入れる
本日は今年初となりますクリを仕入れて来ました。場所は霞ヶ浦市高倉にあるショコロンファーム市ノ澤栗園(以下ショコロンファーム)です。ショコロンファームはテレビにも度々取り上げられている農園ですから、ご存知の方も多いかもしれません。
今回仕入れた品種は代表的な早生品種「丹沢」です。丹沢は味わいは粉質で食べ応えのある栗です。今回のものは果実臭もあり、余韻も長く楽しめました。丹沢の香りは弱いとされていますが、作り手によって一般論が通用しなくなるのが農作物の面白いところです。
丁寧に選別をかけていただきましたので、仕入れたのはキレイに粒の揃ったものばかり。せっかくの形をなくしてしまうのはもったいなく、現在、今季初の渋皮煮を作っています。今週末にはモンブランとしてご提供する予定です。乞うご期待。
木曜日のケーキ販売を始めて一ヶ月がすぎました
1週間のうちで「元気のでない曜日」はどれだろう
木曜日ではないだろうか
月曜日には奮起をし
火曜日には全力を出し
水曜日には無理をして
木曜日には空っぽになってしまう
そんな人が多いのではないだろうか
しかし、木曜日を乗り切れば、そう、もう少しだけ乗り切れば元気の良い曜日がやってくる。
とはいえ、乗り切るために疲れ切った身体に毎回カフェインを打つのも限度がある。
そうなのだ
毎週木曜日に元気になりすぎるのはヨケイに疲れる。
少しだけ元のスガタに近づければそれでいい。
そのほうが長続きできるはず
そのようなお悩みを持つ方へ「そんなに元気にならない程度の幸せ」を届けたいなと始めた木曜日のケーキ販売です。
はや4週目、およそひと月が経ちました。
こちらが作りたいものを、シンプルに、普通の価格で提供しております。
あぁ、おいしいなあ
と思っていただけたら幸いです。